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プレスリリース
西オーストラリア州経済のプロフィール
西オーストラリア州の面積は、フランスの4倍、そしてその他ヨーロッパ各国と比べ5倍以上に及び、オーストラリア全土の3分の1を占める最大の州でありながら、その人口は、全体の10分の1以下です。
平均して一人当たり1.4平方キロの人口密度は、モンゴルよりも低く、世界で最も低いことになります。 人口195万人という小規模ながら、1981~2年頃から毎年2%弱の人口増加が続き、過去10年で1.6%に減少はしたものの、世界で最も人口が急成長した地域でもあります。
人口増加の主な要因は移民にあります。 西オーストラリア州の約30%の人々は国外で生まれ、また半数以上が国外で生まれたか、もしくは移民の両親から生まれています。人口のほとんどは、州の南西に位置する小域に集中し、70%以上の州民がパースの都市部に居住しています。 一方、州の財源となる豊かな富は、特に第一次産業部門において、パースの南と東に広がる耕地や北部田園地帯、そして世界でも稀に見る荒涼とした遠隔地の鉱山から産出されます。
西オーストラリア州の貿易品目は世界でも大きな位置を占め、鉱物砂・アルミナ・天然ガス・ダイアモンド・羊毛・鉄鉱石・小麦・金などの多岐にわたります。 これら第一次産業が、州経済のその他の部門をも支える一因となっています。 西オーストラリア州の製造業基盤は比較的小規模で、ひとつには小さな遠隔地に住む人々の需要は主要産業を支えるには至らないという理由が挙げられます。 そこで、西オーストラリア州の製造業基盤は、鉱物部門を支援し、その生産品を利用する重工業と、国内外でニッチ市場に従事し、急成長しているさまざまな小規模製造業者からなっています。
このことは西オーストラリア経済が、大きく貿易に依存していることを象徴しています。貿易財部門では、自州の生産品のほとんどが自州で消費されず、自州で消費されるもののほとんどは自州の生産品ではないことになります。
世界でも稀な孤立した首都パースからは、最も近い南オーストラリア州の首都アデレードでさえ2000キロも離れています。 一方、近隣のアジア諸国との間には強い絆が存在します。
パースと香港・マレーシア・シンガポール・フィリピンの間には時差が無く、距離的にはシドニーよりシンガポールの方が近くに位置しています。
2003~4年には、州の輸出の約63%がアジア向け、特に日本市場と中国市場が大きな割合を占めていました。
ミネラルと農産物は、州経済基盤を強化する役割を果たしはしたものの、時として不安定な状態をもたらします。 西オーストラリア州は、商品の需要や価格変動の影響を受けやすく、その影響は概してサービス業や工業製品の場合と比べ、より不安定なものです。
そこで市場においては、州の資源基盤の多様性が、特定の商品の乱高下を和らげる役割を果たしています。 ある主要商品の価格が下がっても、その他の商品の価格は十分持ち堪えるといった具合です。
概して、資源を中心とした西オーストラリア州経済は、成功したと言えるでしょう。



