西オーストラリア州政府

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2018.04.26

フィッツジェラルド国立公園ユネスコ生物圏保護区に再登録

西豪州政府は州南岸のユネスコ生物圏保護区の認定を受け、地域社会の取り組みを称賛した。フィッツジェラルド・リバー国立公園を中心とした新たな生物圏は150万ヘクタールの保護区、州水域、農地および産業都市地域を含む。

フィッツジェラルド・リバー国立公園は、もともと1978年に生物圏保護区に指定されたが、現代のユネスコ「人間と生物圏」(MAB)計画の土地区画基準に合うように変更が必要とされていた。2010年、地域社会による強力な支援の結果、より広範な生物圏保護区の再推薦の決定が下された。

生物多様性・保全・観光施設省、第一次産業・地域開発省、グレイト・サザン開発局、ジュラマンガップおよびラーベンズソープ、ラーベンズソープ農業戦略ネットワーク、フィッツジェラルド生物圏委員会およびサウス・ウェスト・アボリジナルランド・シーカウンシルの代表者から構成された生物圏実施委員会により再推薦手続きが行われた。

スティーブン・ドーソン西豪州環境大臣は次のようにコメントした。

「フィッツジェラルド・リバー国立公園は、州南西部最大の国立公園であり、絶滅の恐れのある動物12種および植物39種、および世界中で唯一西豪州に生息するとされる植物の約20%が存在する」。

「地域社会、政府、業界の協力により、国立公園の象徴的な地位と自然が再び国際的に認められた。環境的、経済的、社会的持続可能性に再び注目が集まり、この地域が生物圏保護区の海外ネットワークの一部であるため科学研究が盛んになることを大変嬉しく思う」

写真:The Esperance Express