西オーストラリア州政府

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2018.01.16

フェデラーのクオッカセルフィーにより注目を浴びる州観光業

テニスのシングルス世界ランキング2位でマスターカード・ホップマンカップ2018の優勝者ロジャー・フェデラー選手のセルフィーにより世界の注目が西オーストラリア州に向けられている。スイスのスター選手は、ホップマンカップのスポンサーの一つである西豪州観光局のプロモーションのため、12月28日ヘリコプターでロットネスト島を訪れた。フェデラーは「やりたいことリスト」にある、有袋類との交流のためクオッカを探しに島の奥地へ向かう前にパラキートビーチを散策した。

その後、フェデラーはインスタグラムに#newpal、#westernaustralia、#rottnestisland、 #happyquokkaのハッシュダグを付け、「nice to meet you」のコメント付きで新しくできたフワフワ毛の友達との写真を投稿した。 

この投稿には、525,000件のいいね!と5,000件のコメントが付き2,500回シェアされ、530万人がFacebookやTwitterで閲覧した。これはインスタグラムのスポーツ界スーパースターの個人記録となった。

また、世界中で新聞やインターネットニュースのトップ記事となり、それぞれイギリスで239件、スイス53件、コロンビア45件、アメリカ30件、オーストラリア41件などと13の言語に翻訳され報道された。

報道監視機関Meltwater社によると、このセルフィーについて619件のインターネットニュース記事 が45カ国で配信され、5億8,100万回閲覧された。

ポール・パパリア西豪州観光大臣は、次のようにコメントした。「2018年のホップマンカップは、これまでで最多となる106,424名の観客が会場のパースアリーナを訪れ、パースおよび西豪州が世界で大きく報道され、大成功を収めた。王者ロジャー・フェデラー選手をパースに迎え、州が持つ人気の観光名所に案内できたことで、世界中の5億人以上の人々に州の素晴らしさを紹介することができた」。

「フェデラーのクオッカとのセルフィーへの反応を見ると、今後、西豪州およびロットネスト島へのより多くの観光客が期待でき、切望していた地元の雇用や地域経済の強化が予想される」