西オーストラリア州政府

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2017.11.01

ウィートストン・プロジェクトLNG生産開始

マーク・マガウワン西豪州首相は、シェブロン社が操業するウィートストーン・プロジェクトのLNG生産開始を祝福した。ウィートストーン・プロジェクトは、オンスロー近くのアッシュバートン・ノース戦略的産業地域で2011年12月より建設が行われてきた。豪州最大の資源プロジェクトの一つで、340億米ドルプロジェクトの2基のLNG処理トレインの最大生産能力は、年間890万トンのLNG生産に加え、国内ガスプラントに日産200TJを生産予定。

ウィートストーン・プロジェクトは、シェブロン・オーストラリア子会社(64.14%)、クウェイト海外石油探鉱会社 (KUFPEC: 13.4%)、ウッドサイド・ペトロリアム (13%)、九州電力 (1.46%)と一部JERAが所有するパンパシフィックエネルギー株式会社(PE 社)子会社のPEウィートストン社 (8%)による合弁事業。

合弁事業の参加企業は、新しい病院、空港、電力・水サービスの改善、地域行政センター、プール、住宅、道路改修などオンスローの重要な社会インフラにも2億5,000万豪ドル超を費やしている。

ウィートストーン・プロジェクト生産の80%は、シェブロン・オーストラリアとKUFPECオーストラリア子会社、九州電力および一部JERA所有のPEウィートストン社による合弁事業により操業されているウィートストンおよびイアゴガス田の天然ガスによる。残りの20%は、ジュリマー、ブルネッロガス田から供給される予定。ウィートストン・プロジェクト、シェブロン株LNGの約85%はすでに大手LNG購入企業と販売契約されている。

最初のLNG出荷は、数週間のうちに予定されている。