西オーストラリア州政府

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2017.01.11

農業投資に開かれた西豪州

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今月12日、西オーストラリア州Open for Businessプログラムは州農業セクター改革を支援するため最大100億ドルの民間投資を促進する目的で、パースに貿易事務所を開所するという大きな節目を迎えた。

テリー・レッドマン西豪州地域開発大臣によると、この貿易事務所は地元の農業・食品事業への投資増加を支援する顧客管理アプローチを促進する目的で設立された。「Open for Businessプログラムは州農業食品セクターへの投資誘致に重点を置き、世界中で高まる食糧および飼料需要に応えるため州の地位を強化させる」。

「プログラムは、州が高品質で安全かつ持続可能なプロセスで生産された食品の有力な輸出地として、長期的に可能性の実現を支援する。これはまた、州政府の地域ロイヤルティ補助金が引き続き州地域で、投資誘致や雇用創出する強い経済を構築する一つの例だ」

事務所は投資機会を促進し、政府機関の調整役を担う一方で地元の農業・食品事業を投資が受けられるように支援し、可能性のある投資家と繋げていく。2,000万ドルのOpen for Businessプログラムは3億5,000万ドルの地域ロイヤルティ補助金戦略「農業機会の獲得」 (Seizing the Opportunity Agriculture)」の一部を構成している。

評判の高い、元西オーストラリア州ヨーロッパ事務所長(Agent General for WA)ボブ・フィッシャー氏がOpen for Business運営グループ会長に就任する。フィッシャー氏はオーストレードで10年以上のキャリアを持ち、数十年にわたり州政府機関の様々な分野で上級職を経験している。

マーク・ルイス西豪州農業食品大臣によると、Open for Businessプログラムは「農業機会の獲得」戦略のその他のプログラム — 「アジア市場での成功プログラム(600万ドル)」、「食品産業イノベーションプロジェクト(450万ドル)」、「農業科学研究開発基金(2,210万ドル)」などを補完する。

「現在、海外投資家が西オーストラア州農業・食品事業の成長支援に積極的だ。州の人々に長期の社会的、経済的恩恵を提供できる成長機会を引き続き見極めていくことで、州の将来を確かなものにする必要がある」とルイス大臣は語った。

今後数カ月で、事務所は農業分野の主導者や関係者と協働し、プログラムを開始する。

「農業機会の獲得」戦略および西オーストラリア州Open for Businessプログラムについての詳細: please click: