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畜産・酪農業

西豪州の食肉・畜産業は、順調な拡大を示しています。国内・海外市場の需要の変化に対応した投資の継続と、国内の中でも最も厳しい検疫制度により深刻な家畜病が無いことが、当産業の成功の理由です。

肉牛生体および牛肉/Live cattle and Beef

肉牛生体輸出では、2005/06年度もオーストラリア最大の輸出州として、全豪輸出の50.3%に当たる292,000頭を輸出しました。西豪州の肉牛飼育頭数は199万頭と推定されています。牛肉の生産額は、1998/99年度から2004/05年度の間に310百万ドルから570百万ドルへと増加しました。

当州牛肉産業は、日本向けの高品質グレインフェッド(穀物肥育)牛肉をはじめ、一般市場向けスーパーマーケット、ホテル、レストラン用牛肉、そして米国向け加工用牛肉(ハンバーガー等)まで、バラエティーに富んだチルドビーフと冷凍ビーフを生産しています。

羊肉/Lamb and Mutton

西豪州は2560万頭を飼育し、年間を通してラムとマトンを供給できます。2004/05年度には、750万頭の子羊と羊を屠畜または生体輸出しました。2005/06年度の羊生肉の産業規模は480百万豪ドルで、生体輸出は3.4百万頭、約234百万豪ドルの輸出総額です。

豚肉/Pig meat

西豪州の豚肉産業は約64.5万頭を飼育しています。最近の業界整理・統合で生産効率はさらに向上を続けています。当州の地理的孤立と徹底した検疫制度により、世界有数の健康環境が維持されていて、養豚場では、口蹄疫、PRRS、豚コレラ、豚インフルエンザなどの病気は見られません。

酪農/Dairy

西豪州の乳製品業界は、汚染のない自然環境から生産される世界基準のアイスクリーム、チーズや牛乳(UHTもしくはバルク)を生産・輸出しています。主要な輸出先の中では、日本向けのプレミアムアイスクリーム、プレミアムチーズ、そして東南アジア向けに20トンコンテナ輸送のフレッシュ牛乳の輸出が伸びています。

原乳生産/Milk Production

西豪州の原乳生産量は年間約400百万リットルを維持し、約70,000頭の乳牛から獲れる一頭あたりの原乳量は、オーストラリアの他の地域やニュージーランドと比べると多く、当州酪農家の生産性の高さが示されています。

乳製品の輸出/Export of Dairy Products

西豪州産乳製品の輸出額は順調に増え続け、2005/06年度の輸出額は約72百万豪ドルに達しました。フレッシュミルク(牛乳)の輸出高は29.7百万豪ドル、アジア市場で特に高く評価されているアイスクリームは25.5豪ドルに及びます。

羊毛/Wool

2005/06年度の飼育頭数はメリノ種を中心に25.9百万頭にまで達し、生産量(脂付羊毛)124百万kg、全豪生産量の26%を占めています。良好な季節要因と飼育頭数の拡大が続き、昨年度より124,000トン増加し、売上高も昨年より7%上昇しました。19.5ミクロンより細い羊毛は、全国平均の36%に対し、当州産は32%という検査結果が出ていて、当州産高品質羊毛に対する需要は依然堅調であると言えます。