日本語 | English   print   サイトマップ


photo

穀物・豆類・油糧種子

西豪州の穀物・豆類・油糧種子産業は、州経済と農業の両方に大きく寄与しています。2005/06年度には、当州の穀物・豆類・油糧種子生産額が2.85百万豪ドルに達し、当州農業総生産の45%を占めています。その約81%が海外に輸出されおり当州の農水産物輸出額の約54%を支えています(2005/06年度)。2005/06年度の当州穀物輸出額の内、小麦が73%を占め、全豪小麦輸出総額においても52%、世界の小麦輸出の7.2%と重要な位置を占めています。

小麦以外でも国内輸出モルト用(食用)大麦、エン麦、カノーラ(菜種)を国内生産の30~40%以上を産出する豪州最大の生産州です。国外取引は、全て自由化され、農家からの直接購入が可能で、エン麦(オーツ)の加工、グルテンやデンプンの製造など、魚の養殖をはじめとするアジアの飼料市場向けとして将来性が期待されています。

穀物産業の特徴

小麦/Wheat

2005/06年度、西豪州小麦生産量の87 %を世界に輸出していて、輸出総額は1.753百万豪ドル(9.5百万トン)にも達します。 パン、ビスケット、ケーキやうどん等の品質の高い小麦(Australian Premium White, Australian Hard, Australian Standard White Noodle, Australian Soft)が生産量の約70%を占めます(2004/05年度)。

大麦/Barley

西豪州にて、大麦は2番目に重要な穀物であり、2005/06年度全輸出量の28%が日本へ輸出されており、約100,000トンが焼酎に使用されていて、50%のシェアを西豪州が保持しています。
使用内容(日本):25%食用、75%肥料用。

えん麦(オート)/Oat

過去5年間の平均で、豪州全体の生産量の約47%は西豪州にて作られています。2005/06年度の生産額は67百万豪ドル、生産量は58万トンとなっています。日本は総輸出量の23%を占め、7.2百万豪ドルの輸出高を誇ります。使用内容:食用ロールド、家畜用飼料

豆類と油糧種子

ルーピン/Lupin

2005/06年度の州内豆類総生産量の87%(171百万豪ドル)を占めました。日本では、大豆粕の代替として、圧ペンフレーク加工して牛用の飼料原料として長年使用されています。また、ルーピンは、大豆の代替として、味噌や醤油の原料等、食用としての使用拡大が期待されています。ルーピンは大豆と同じ特性を持つだけでなく、大豆よりも優れた部分も多く持つこと、そして魚粉、卵、ミルクの代用品ともなることが発見されてきました。

高い栄養(健康)特性 — 大豆よりも高いフィトステロール、フィテストロゲン、ビタミンB1、B2、リジン + 含硫アミノ酸(Sulphur amino acid)
食物加工の中で発揮できるいろいろな機能性、物理特性 — 強い乳化力、保水力、気泡性から出来るアイスクリーム、ヨーグルト等の乳製品、パン製品、パスタ・麺、ベジタリアン向けの肉製品
養魚用ペレット飼料における高い機能性(高い蛋白・リン消化性、少ない栄養素外物質)

その他の豆類/Other pulses

ルーピン以外の他の豆類として、フィールドピー、チックピー、ファバビーン、ベッチ、レンティルを生産していて、生産額は全豆類生産11%、22.4百万豪ドルに達しています(2005/06年度)。

油糧種子/Oilseeds

当州では油糧種子生産の99.8%がカノーラで、その他に少量のヒマワリ、サンフラワー、アマニを生産しています。
2005/06年度の州内生産量は630,000トンに達し、全豪生産の約44%を占める最大のカノーラ生産州と認められています。